【キャンプ・ハンセン】 彼らは目的意識が強く、露でぬれた黒い舗道を踏みしめます。ケブラーヘルメットと防弾チョッキを身に着けた海兵隊員は、重たい荷物を背負った状態で彼らのリーダーは促します。疲れ果てているが、任務への献身に満たされた海兵隊員たちは、静かな決意で目標に向かい道を進んでいきます。
海兵隊員は今日、通常とは異なる任務に直面しており、実際の敵もシミュレーションされた敵も、目標に向かって待機している敵もいません。海兵隊は今日、数キロの装備や弾薬、武器を持ち歩くのではなく、地元の子どもたちにおもちゃを届けるという、より楽しい目的を持ってハイキングを実施しています。
12月16日の朝、第3海兵兵站群第9工兵支援大隊バルク燃料中隊は部隊体力訓練を超えた目的として、この喜びに満ちたな作戦を遂行しました。
この日のために飾られたリュックサックは、トナカイのような隊形に並んだ海兵隊隊員が終点で一周した時に揺れました。このハイキングを通じて、隊員のリュックサックから取り出した349個のおもちゃは県内の恵まれない子供たちにおもちゃを提供する地元のチャリティープログラム「Omocha for Orphans」に届けられました。同プログラムは県内の恵まれない人々を支援し、児童養護施設やフードバンク、その他の地域支援プログラムを支援する非営利団体HelpOkiによって運営されています。
新型コロナウィルス予防措置のため、子どもたちの健康に配慮しており、同プログラムのボランティアが、おもちゃを集めて子どもたちに届けました。
バルク燃料中隊のドロシー・ヘルナンデス大尉は「海兵隊員や地域社会がどれほど子どもたちを大切にしているかを表す素晴らしい取り組みです。プレゼントが直接渡せない代わりに、写真と激励の言葉をプレゼントと一緒に添えて配ってもらいます」と話しました。
この交流は第9工兵支援大隊にとって初めてのものであり、同部隊の指導者は地域に還元し、クリスマスの喜びを広めることを望み、イベントを実施しました。
「これは、バルク燃料中隊にとって今回が初めてのイベントでしたが、今後、この任務を部隊の伝統として続けていきたいです」とヘルナンデス大尉は付け加えました。
今年は新型コロナウィルスの影響で帰国できず、多くの在沖米軍人はホームシックに悩まされています。第9工兵支援大隊のリーダーシップは、この困難な時期に士気を高め、団結心を築き、絆を深めるために、おもちゃを届けるともにハイキングを計画しました。
「沖縄は新型コロナウィルス感染拡大により経済的打撃を受けたことから、地域の現実的なニーズに対応し、地域住民に対する我々の配慮及び敬意を伝えるユニークな機会となりました。また、海兵隊員が家族や大切な人と過ごせなくても、彼らの努力が前向きな影響を与えることを確認することができました」とバルク燃料中隊小隊指導官のジョン・ポール・ルンゲ上級准尉4等は述べました。
Date Taken: | 12.16.2020 |
Date Posted: | 12.17.2020 19:56 |
Story ID: | 385275 |
Location: | CAMP HANSEN, OKINAWA, JP |
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