【長崎県佐世保市、相浦駐屯地 】 日本の自衛隊、フランス軍、オーストラリア国防軍及び米軍は、2021年5月11~16日に多国間演習 「ジャンヌ・ダルク21」 を実施します。
同演習は、各国の軍隊の隊員が一堂に会し、共通の地域安全保障目標を追求するための相互運用性を強化します。演習開始時には、長崎県佐世保市にある相浦駐屯地で実動演習に備えて、日仏米の隊員が計画立案を行います。
この幕僚演習の終了時に、鹿児島県及び宮崎県をまたがる霧島演習場演習で実動訓練部分が始まり、戦闘技術者の専門知識の交換、負傷者の避難及び戦闘後方支援訓練、日米両部隊の模擬火力支援調整訓練、日米航空機を支援する燃料・弾薬再補給点訓練、そして最高潮となるイベントとして目的地への多国籍艦船による水陸両用航空強襲が実施されます。
同イベントでは、米海兵隊の偵察部隊及び陸上自衛隊の特殊部隊の隊員たちが後続部隊に備え、攻撃目標を監視します。次に、海兵隊のMV-22オスプレイが仏海軍の強襲揚陸艦トネールから仏歩兵部隊を投入し、陸上自衛隊のCH-47航空機が自衛隊員及び航空艦砲連絡中隊に所属する海兵隊員を輸送し、都市を模した目標を攻撃する多国間襲撃部隊への火力支援を行います。
「この演習は、軍事作戦間の中における危機的な事態を我々の空軍、陸軍、海軍及び海兵隊で統合し対応できる能力を向上させるためにあるものです。これにより、自由で開かれたインド太平洋という共通の目標によって団結され、パートナー国は急速に成長しています。我々が平時において、パートナー国及び同盟国と共に訓練することは、戦闘時において、彼らと共に戦う態勢の準備が整っていると言われています。ARC-21のような演習は、最良の例です」と第3海兵兵站群第3上陸支援大隊長のジェレミー・ネルソン中佐は述べました。
参加するすべての部隊及び地域社会を保護するための厳格な新型コロナウイルス感染症対策を遵守して実施される同演習は、自由で開かれたインド太平洋地域を守るために、日仏豪米間の絆を強化する機会として機能します。
Date Taken: | 05.12.2021 |
Date Posted: | 05.11.2021 20:20 |
Story ID: | 396171 |
Location: | CAMP AINOURA, SASEBO, JP |
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